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むだそくんについて

商売の基本は「とりあえず売ってみる」だという話。予測なんて無理だよ

仕事論

こんにちは。株式会社つくってあそぶという謎の会社を経営しておりまして、月額会員制の村作りサービス等を運営しております。堀元です。

弊社はまだまだ創業一期目、僕は立派な商人になるべく毎日頑張っております。

んで、スモールビジネスをやってて感じるのは、商売の基本は「とりあえず売ってみる」だな、ということです。

今日は大体そんな話。

 

とりあえず売ってみると案外売れる

例えばですね、弊社はあの村という月額会員制サービスを運営しておりまして、それがメイン事業なんですが、実はアパレルにも進出しております。

 

ほら。

どうですか?この「とりあえず売ってみた」感。ビックリでしょ?

高校の文化祭でももう少しマトモに売りそうです。

しかしまあ、こんな感じで売ってても月に1着くらい売れるのです。すごない?

 

僕は大学を卒業して就職せずに商売人になってから二年近くもがいて来まして、結局たどり着いたのが「とりあえず何でも売ってみよう」という境地です。

というかむしろ、これこそが商売の基本にして正解なのではないかと思うのです。

 

何が売れるか分からない

商売人としての思考停止のようにも見えますが、そもそも、売ってみないと何が売れるかは分かりません。

これ絶対イケるっしょ!と思ったものが売れなかったり、逆に「ホントにこんなもの売れるか…?」が売れたりするのが現代社会です。

無限プチプチとかね。こんなもの常人の頭だと「売れるはずがない」という気がするのに、売ってみたら実際めちゃくちゃ売れた例ですよね。

 

 

何が売れるか分からないから、試しに何でも売ってみるべきなのです。

かつて僕は、面識のない人だけを呼ぶ誕生日会というジョークイベントをやったのですが、これなんかは見事に、売ってみたら売れた例ですね。

最初は、

堀元
まあ4人くらい集まったら上出来かな

と思って開催したのですが、40人くらいの人がドンドン集まってきて、しかもやたら大好評のイベントでした。

うん、何が売れるか分からないね。

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ちなみに、「売れると思ったのに売れなかった」パターンももちろんあります。

僕で言うと、中島みゆきについて3時間語り尽くす飲み会というのを去年企画したのですが、こちらは死ぬほどスベりました。

需要あると思ったのになあ…!

参加者が2人しか集まらなかったので中止にしました
「蕎麦屋」の歌詞の良さについて語り尽くしたかった…!

 

「とりあえず売ってみる」は低リスク

何となく、世間一般の皆様は「商売なんてバクチ。失敗したら借金まみれ」と思ってる節があります。

これが大変な誤解でして、実は商売というものはノーリスクで始めるということも可能なのです。

それが、「とりあえず売ってみる」です。

ここで注意するべくは、広告宣伝費をかけるとか店舗を構えるとかをしないことです。

そうでなく、とにかく初期費用ゼロでショボく売ってみる。

家の庭に値札つけて置いておくのもいいでしょうし、BASEとかオンラインショップを開設してみるのもいい。

あと、オススメなのが「友達に売ってみる」です。「似顔絵一枚500円で描くよ!SNSのアイコンにどうぞ!」とか言い出してみると、友達が案外面白半分で買ってくれます。

 

優秀な商売人とは、「とりあえず売る」初速が速い人

結局、優秀な商売人の定義はここに集約されるのではないかと思います。

何が売れるかを予測する精度なんて、上げるのに限界ありますからね。

初速をとにかく早くして、とりあえず売ってみて、だめならすぐ次に行く。

これが優秀な商売人です。

 

お金はもっとテキトウに取っていい

あと、日本人ってやたら「お金を取る=プロ!ちゃんとしなきゃ!」みたいな構図がありますよね。

僕しょっちゅう言ってるんですけど、お金ってもっとテキトウに取っていいものですからね。

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「試しに売ってみました!」くらいの軽いノリで売ってみたらいいんですよ。

それが全ての商売の基本です。軽いステップで売りはじめてみて、売れそうだったらしっかり事業にする。

皆さん、自信を持って軽いノリで売り始めましょう。大丈夫。クソみたいなイラストで500円取ったって別にそんなに怒られねえから。とりあえず売ってみようぜ。

 

まとめ

  • 全ての商売の基本は「とりあえず売ってみる」
  • とりあえず売ってみると案外売れる
  • 売ってみないと、何が売れるか分からない

 

商売始めると面白いですからね。意外なものが売れて意外に儲かる喜びを皆にも味わって欲しい。

以上、全ての人がもっと気楽にスモールビジネスを始めるように祈りつつ、筆を置きます。

 

 

 

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author
Ken Horimoto
堀元 見

インターネットおもしろ雑文オジサンとして生計を立ててます。(性格が)悪そうなヤツはだいたい友達。

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