こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。
本日は、以前僕がやっていた団体「ムダ祭り会」で主催したイベント「ドラフト鍋祭り」について書いてみます。
ドラフト鍋とは?
その名の通り、鍋の具材をドラフトして決めるイベントです。
ドラフト鍋の流れ
1 選手(具材)を指名する
前のスクリーンに、選手(具材)が表示されます。
チームごとに相談して、この中から好きな選手を指名していきます。
2 選手を指名する
指名する選手を手元のフリップに記入して、チームごとに発表します。
そしてこの指名選手の選択ですが、思った以上にゲーム性があって面白いです。
- 牛肉
- ネギ
- バナナ
- キムチ鍋の素
というラインナップだとしたら、あなたはどの選手を取りに行きますか?
という悩みが発生します。何を選んだら競合するのかさっぱり分からない。
3 競合があった場合、抽選
競合があった場合は、抽選になります。
ちなみに今回は幾度となく、
と、言いたくなってしまうような競合が発生しました。
上の写真は「カップ麺」を取りに行って競合しているところです。
4 獲得した具材を全部鍋に入れて、食べる
「全具材を最低でも一分以上煮込まなければならない」という厳しいルールなので、
みたいな作戦は禁止です。
5 一番美味しい鍋を作ったチームが優勝
最後に、皆で全チームの鍋を食べ比べながら、一番美味しい鍋を決めます。
果たしておいしい鍋を作れるチームは存在するのか!?
事前準備
シミュレーションが必須
変なイベントをやる時は毎度のことなのですが、シミュレーションを念入りにやらなければなりません。
なぜなら
という展開は避けたいからです。
かといって、
ってなっても面白くありません。ちゃんと、勝者と敗者に分かれてほしい。
したがって、事前のシミュレーションをかなりしました。
シミュレーションしてみる
事前に家でシミュレーションを行いました。カードで具材をドラフトします。
ドラフト後、僕が取れた具材はこうなりました。
- カレールウ
- 明太子
- えりんぎ
- 牛肉
- からあげ
- ポテチ
実際に作る
実際に作ったのですが、ポテチの見た目の強さが凄いです。
食べ物で遊ぶな!と起こられそうな雰囲気がある。
しかし、しばらく煮込むとだいぶカレーっぽくなりました。
具材が何かグロい。
当日の流れ
シミュレーションの後、いよいよ本番です!
会場入り
なぜか、代官山のスタジオを会場として借りました。
そして下ごしらえ開始!
ここで、事件発生。
このタイミングで何かトラブルが起こるのは、「ウォーターボーイズ」みたいですね!
段取りが悪くて慌てるところまでが、イベント主催の醍醐味なのかもしれません。嘘です。次はこうならないように頑張ります。
開場
18時15分の開場時間になり、お客様が続々入場します。
今回、なんとお客様全員時間厳守でした。こんなことってあるんですね!!皆神!!大好き!
多分、全員時間厳守の理由は
と、メンヘラ的なしつこい連絡を送り続けたからでしょう。その節は申し訳ありませんでした!
ちなみにこの時、参加者同士は
みたいな、ガチの作戦会議をしていました。
と、僕はびっくりしました。
ドラフト開始
簡単にルール説明をした後、実際にドラフトに入ります。
プロジェクターで映しだされた選手(具材)の中から、ドラフトする選手を選び出していく流れ。
食材だけではなく、「味付け(だし)」や「箸」もドラフトしました。
☆マークが付いている選手が「味付け」で、◎マークが付いている選手が「箸」です。
ここまで説明すれば、上の画像の意味がお分かりでしょうか?
「芋けんぴ」の横には、「◎」がついています。
つまり…
芋けんぴは、「箸」として使ってもらう…!
この発表を受けて、会場中にざわめきが起こりました。
そして慌てたチームが、「さいばし」を取りに行って競合していました。
さいばしもそれなりに食べづらいと思うんですけど!バカみたいですね!(失礼)
競合した場合には、抽選箱からくじを引きます。
このくじが出たら当たり!
抽選の盛り上がり
たかが鍋の具材なんですけど、抽選はめっちゃ盛り上がります。
プロ野球と同じだけ盛り上がると言っても過言ではないかもしれません。
選手決定&調理
続々とコンロに火が入っていきます。
「バナナはいつ入れる?」とか「柿はどうする?」とか、信じられない会話が繰り広げられています。
ちなみにプロジェクターで映しだされているのは、各チームの獲得選手。
どのチームもそれぞれに特徴があります。
5班は「豆腐」と「麻婆豆腐のもと」を入れています。それもう麻婆豆腐や!
なんだかんだ調理の時間は盛り上がりますね!
試食&交流タイム
作った鍋を食べます。
上の画像は5班の「麻婆豆腐鍋」です。意外においしくてびっくり!
芋けんぴを箸として使うチームも、案外普通に食べられています。
美女が芋けんぴで食べていると、そういうものなのかな?という気がしてきますね!
他のチームの鍋を食べる「交流タイム」もありました。
ほとんどの 参加者が全チームの鍋を食べたと思います。
ちなみに上の写真は、「パスタの乾麺」を入れた結果、水気が全然なくなって「汁なしそばみたいなもの」ができた4班の鍋です。
優勝チームの発表
皆さんから意見を聞いて、一番評価が高かったチームが優勝です。
優勝は、箸が芋けんぴであるハンデを補って美味しい鍋を作り上げた1班の皆様!
意外に皆嬉しそう!
まとめ
以上、新しい遊び「ドラフト鍋祭り」でした。中々面白い会になったのではないかと思います。
- 普段絶対食べない意外なものを食べられる
- ドラフトの抽選はめちゃくちゃ盛り上がる
- 柿は案外鍋に入れても大丈夫
こちらの集合写真は「全員、鍋っぽいポーズをして下さい!」という無茶振りで撮影された写真でした。
無茶振りにめげずに皆さんとてもいい顔をして下さいました!ありがとうございます!
また近々実施するかもしれません。興味ある人は堀元見のtwitterをフォローしてね!!
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ドラフト鍋を行ったイベント団体「ムダ祭り会」は、僕が作った団体です。今は無くなってしまったのですが、経緯はこちらに書きました。