この記事をシェアする?

B!
もしくは、僕についての情報を読む?
むだそくんについて

世界最多更新Youtuberとして得た知見-ゴミの山を作ることに意味がある

エッセイ

こんにちは。Youtuberデビューして三日目、早くもやりきった感があります。堀元です。

昨日「2018年、年始限定で省エネYoutuberやります!」と宣言しました。

関連記事

 

で、1月1日の動画に続き、1月2日の動画を出しました。

で、この動画撮ってるとき、結構楽しい発見があったんですよね。

内容についてはくだらなさすぎるので割愛(気になる人は動画見て下さい)するんですが、思いつくままペラペラ喋ってると、意外な展開になったりします。

「ハサミ」っていう言葉、間違ってる気がするなというワンアイデアで撮り始めてるので、それ以外のことは全部思いつきで喋っておりまして、こんな動画になるのは自分でも予想外でした。

 

これが結構新鮮で、良い体験でした。割と予定調和になりがちなブログを書くのとは違う表現手法ですね。

やってみたら意外な展開が発生しうると認識しちゃうと、一つの仮説が生まれます。

 

堀元
めっちゃたくさん撮ってたら、撮ってる内に良い動画が生まれるんじゃない!?

 

これです。言うなら、まぐれ当たりが発生するんじゃないかみたいな話ですね。

そんな訳で、このトチ狂ったツイートが生まれました。

 

一気に15本の動画を上げてみようと決めました。

僕は世界一という肩書に弱いです。例えどんなしょうもないことでも!

 

だから、ゴミみたいな動画になるの覚悟で、とにかく撮っちゃ上げ撮っちゃ上げを繰り返してみました。

そんな繰り返しをやってみて分かったことが色々あるので、本日はそれについて。

上げている動画に合わせて、発見と心境を紹介しておくよ〜!

 

2本目の動画「ケロケロケロッピ」

先程のハサミのやつに続いて、2本目をアップ。これは前日に撮りためてあったものです。

ケロケロケロッピについて。動画を撮影してる部屋にケロケロケロッピのグッズがあったというそれだけで話し始めています。

動画の内容は何もないのですが、発見は一つありました。

Youtubeの収益化(広告)をオンにしていたのですが、その画面に異変が。

この表示が出現しました

 

ほとんどの広告主に適していない

とのことです。

どうも、”ケロケロケロッピ”という単語(思い切り他人の商標)というのが問題っぽいですね。

これで広告収入が激減するとしたら、Youtuberの広告収入大変だな、と思いました。

これに比べるとブロガーなんて気楽なもんですよ。僕の岡崎体育を紹介する記事とかめっちゃ読まれて広告収入発生してますからね。

 

3本目「世界一動画を上げるYoutuber&ブルーオーシャン戦略」

闇雲にいっぱい上げるよりも告知動画もあった方がいいなと思って、15本動画を上げるよという動画を撮ります。

漫談Youtuberというコンセプトで始めたのに、なぜか思い切りブルーオーシャン戦略(経営戦略)について話しはじめてしまいました。

我ながらブレブレである

 

でもまあ結果として、「なるほど!」という声ももらいました。

 

インテリっぽい知見を喋るパターンもありかなと思いつつ、とにかく次へ。

 

4本目の動画「ホタテやバナナは優秀。蟹は無能」

インテリっぽい知見を喋るパターンもあると気づいてしまったせいで、

  • 喋ってる内容は他愛ないこと
  • 「UX(ユーザー体験)を考える必要性が云々〜」と、賢そうに喋る

という、ひどく中途半端な喋りをしています。

「インテリ」or「他愛ない話」がブレてるなあと自覚しつつ、お蔵入りを作らず、とにかく15本あげると決めたので、そのまま前進しちゃいます。

 

5本目の動画「歯医者のジレンマ」

ブレをなくすために、インテリに思い切り寄せてみました。

テーマは、以前から気になっていた「歯医者のジレンマ」について。

歯医者って、数が多すぎて競争過多になってて儲からないんですよね。だから、多くの歯医者がムダに治療を長引かせてたくさんお金を取ろうとする。

これ問題だから喋ってみよう、と思い喋り始めました。

 

が、これが失敗でした。

何しろ、リサーチなしです。

文章を書く時やプレゼンする時は準備段階で文献をあたったり、客観的な統計データを調べられるのですが、その準備なしだと、非常にぼんやりした話しかできません。

多分◯◯が問題だと思うんですよねえ。だから直すためには、まあアレをこうして…これをこうする…?とかかな…?

と、喋りながら悩むという非常にキレの悪い動画になりました。

もうアレですね。こういう動画でキレを良くするためには、「知らないからめちゃくちゃな結論に至るのを覚悟で自信を持って断言する」か「普段からちゃんと考えている問題について喋る」ですね。

 

6本目の動画「高校生の会話盗み聞きドットコム」

「高校生の会話が面白いので、無限に聞けるサービスが欲しい」という話。

落語っぽい登場人物二人の会話に挑戦しています。思いつきで。

「面白かった高校生二人の会話」を紹介した後、「次世代のコンテンツ論」に入ります。

インテリor他愛ない話に迷った結果、前後編に分けるという展開です。これも喋りながら思いつきで発生してます。不思議なもんだ。

 

7本目「人権を切り売りするサービス」

やりたいサービスについて話したくなっちゃったので連発です。

話したくなっちゃうと連発しちゃいますね。

ちなみに、この動画も当然のように「ほとんどの広告主に適さない」と言われました。「盗み聞き」もNGワードのようです。

 

8本目「ゴミの山は宝になりうる」

完全にインテリ路線になりました

ビッグデータという言葉が2〜3年前になぜ注目されたのかということと、コンテンツ論を絡めて語ってます。

あと、ここまで来るともう、今までの動画で自分が何を話したのか忘れているので、6本目と同じ話をしています。

 

9本目「ゴミっぽいけど良いコンテンツ」

8本目の動画の話が抽象論だったので、なんか具体例ねえかなと思って思い出したのが「むかない安藤」。

これめっちゃ面白いから皆見て欲しい。

ライターの安藤さんがひたすら色んな物をむかないで食べるというだけのコンテンツなんですが、これが面白いんですよねえ。

延々見続けることによって、安藤さんのリアクションのパターンが見えてきたり、意外な展開に驚いたり、だんだん自分が「むかない安藤マスター」になっていくことに快感すら覚えます。

ゴミっぽいコンテンツなのに宝という好例だなと思ってます。

 

そのむかない安藤を紹介したいという衝動だけで話し始めていますが、例のごとくリサーチ不足であまり話すことがありませんでした

 

10本目「コンテンツクリエイターは魂を削るべきか否か」

 

なんかトンデモなく壮大なテーマに挑戦し始めました。

10本目ともなると疲れてきて照れがなくなっているので、壮大なテーマに挑戦できます。

Tips:照れがなくなると壮大なテーマに挑戦できる

 

11本目「ダメだった」

 

2018年度お蔵入りにした方がよかった動画アワード」ノミネート作品です。これはひどい。

親子丼について話し始めるも、「この話何が面白いんだ?」ってなってやめて、目覚まし時計について話し始めます。

が、目覚まし時計について話し始めたものの「この話何が面白いんだ?」ってなってやめてます。

 

動画の結論は「こういうこともある」です。

まあアレだよね。言い方によっては、生きたコンテンツだよね。リアルだよね。

 

お蔵入りにしたかったのですが、お蔵入りにしないで全部上げることを決めてしまっていたので、そのまま行きました。

 

12本目「なんじゃね?」

 

「なんじゃね?」というタイトルからも、やる気のなさが伺えます。

”映画館の未来”という、マジメに論じると結構楽しそうなテーマで、僕も考えるのが好きなものなのですが、こちらも先程の「やるならリサーチしたい問題」が発生します。

そして、リサーチできない悲しみが大きいので、だいぶ雑な結論に至りました。

今回はとにかく、時間をかけずに15本の動画を撮り切るということに焦点を当てたのですが、この手のものを作るならリサーチと考察の時間を事前に取るのはありだなと思います。

 

13本目「たまに恋しく思い出す。」

 

飽きてきた自分を打破すべく、なんかエモめの話をしようとしています。

しかし、関東の中学受験のシステムを説明するのに思ったより時間を取られ、最終的にまとめが

堀元
儲かるかもしれませんね……いやごめん儲からないな。儲からないですね!

という、エモくもなんともないものになりました。違う!僕はもっと良い話したかったんだよ!

 

14本目「プリンが欲しいから裏切る」

タイトル強めの動画を撮ってみたかったので、この話をはじめましたが、こちらもリサーチ不足です。

ナルニア国物語の話をしてるのに、ナルニア国物語のあらすじをほとんど覚えてないという悲しみ。

 

15本目「喋りには思考が宿る」

 

喋りには思考が宿る、という話。

この記事の最初に言ったことですが、喋ることで意外な話が出てきて、「俺こんなこと考えてたのか!」と、自分でも意外な思考・展開に達するのが気持ちよくて、15本やっちゃいましたよ〜、という話です。

対話に思考が宿っている訳ではない。喋りに思考が宿っている。一人喋りにも思考が宿る。

ということ、発見でした。

 

まとめ

ということで、発見をまとめると

  • 「喋り」は意外な展開・思考を呼ぶ。楽しい。
  • 中身のあることを言うときは、事前のリサーチをしておきたい
  • 10本目から照れがなくなって「魂を削るべきか否か」とか言い始める

みたいな感じですね!新しいことをするのやっぱり楽しいです。

 

ただし、最初に期待したような、まぐれ当たり(思ってもみないような良い動画)は正直出なかったですね。

10点〜70点くらいの動画がランダムに出るだけで、それ以上はこのやり方では厳しいかもしれません。

 

これを踏まえて、今日の方針

ということで、本日の動画の方針なのですが、上記の「事前にリサーチ・思考しておきたい」という反省を活かして、リサーチ・思考済みの問題について喋ります。

というか、過去に書いたブログ記事の問題について喋ります。そう、自分の記事の動画化です。

マンガだってアニメ化するし、小説だって映画化するんだから、ブログ記事が動画化してもいいじゃないかというロジックで、自分の記事の内容を動画化してみようかなと思います。

メディアミックスYoutuberですね。

 

自分が書いた記事のテーマなら、内容について十分思考もリサーチも終わってるので、喋るのも簡単かなと思うのです。

ということで、まだ撮ってないですが、本日は21時くらいにこのブログのとある記事を動画化したものをアップしてみようと思っております!

どの記事になるかは乞うご期待!

見逃したくない方は、堀元見のYouTubeチャンネルをチャンネル登録しておくといいよ!

 

20時45分追記:アップロードしました!

こうなりました。この記事のメディアミックスですね。

元記事はこちら。

関連記事

 

author
Ken Horimoto
堀元 見

インターネットおもしろ雑文オジサンとして生計を立ててます。(性格が)悪そうなヤツはだいたい友達。

最近の主な収入源はnoteの有料マガジン『炎上するから有料で書く話』です。記事が面白かったら投げ銭がてら購読してください。

最近は有料マガジン頑張って書いてます!無料部分もあるのでぜひ読んでね!