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【遊びは作る時代】新しい遊びの作り方を非日常クリエイターが教えます

新しい遊び

こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。

僕は遊びづくりを仕事にしているので、今まで新しい遊びを何度となく作ってきました。

最近だと「twitterけいどろ」なんて遊びをやったりもしました。

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その他、今まで作った遊びは、活動実績をご覧あれ!

 

そんな風に遊び作りのプロとして、圧倒的な熱量を持って変な遊び作りを繰り返してきたのですが、そのノウハウを伝えてみようかな、と思います。

新しい遊びを作ってみたい方は是非!

 

新しい遊び作りの心構え

企画に自信を持つ

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誰もやっていない新しい遊びは、すごくバカバカしかったり下らなかったりします。

そこで「こんな下らないことやって良いのかな…?」と思ったら負けです。やって良いんです

僕はこんなにも下らない遊びを本気でやってきました。

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むしろ、遊びなんて下らないから面白いのです。自信を持ってやりましょう。

 

不合理な企画を歓迎しよう

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「なぜそれをやるのか?」が論理的に説明出来すぎてしまうと遊びは面白くありません。

むしろ、面白さの本質は不合理な狂気です。狂気じみている方が面白い。

僕の企画で言えば、「米粒を12時間数え続ける会」は狂気じみていましたね。

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「狂気じみている」ってもうそれだけで面白いんです。

なぜやるかが明確なものって、中身が面白くないとダメじゃないですか。

例えば「トークライブ」って、皆トークを聞きに行く訳ですから、トークが面白く無いとダメですよね。

でも「米粒を12時間数える」って、何のために行くのか分からないから、もはや存在が面白い

今までにない新しい遊びを作りたいなら、不合理を取り込みましょう。

 

合理的な組み立て方を心がけよう

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規模にもよるのですが、10人以上の人を呼ぶような「イベント」の形にするなら、イベンターは合理的でなければなりません

 

えっ?さっきと話が違う!って?

 

いえ、イベンターは合理的でなければなりません。さっきの「不合理」は「発案し、企画を生み出すところ」までです。

段取りを組み、ルールを決め、どうやって集客し人に訴求させるのか、という点については極めて合理的である必要があります。

 

つまり、イベンターとして新しい遊びを生み続けていくためには、合理と不合理を兼ね備えている必要があります。

合理と不合理を兼ね備えるのが難しいので、新しい遊びを生み出す人は多くないのです。

僕は両方をそこそこ兼ね備えているので、変なイベント作りへの適性があると判断して今の仕事をしております。

 

内輪でやる場合も、不合理を突き詰めてしまうとただただおかしい人達になってしまうので、組み立てる部分は合理的なのが好ましい

 

新しい遊びの発想法

では実際に新しい遊びを思いつくためにはどう考えていけば良いのか、見てみましょう。

物量で攻める

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一番簡単なのはこれですね。とにかく圧倒的な物量にしてみる。

例:マックでハンバーガーを10個買って「超ビッグマック」を作る

「多い」というのはそれだけで面白いものです。写真撮って見返すのも面白いし、現場ですごい量のものが散らばっているのも面白い。

初心者にオススメ。ご家庭でも取り組みやすい遊びでございます。

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大きさを変える

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普段使ってるもののスケール感を変える。これも考えるのは簡単です。

例:ホットプレートいっぱいになる巨大ホットケーキを作る

ただ、実現のハードルは物量に比べて高いです。大掛かりなものを用意しなきゃいけない場合が多いですからね。

 

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このアルミホイルルームは面白かったですが、これを主催したヘンテコ遊び研究家は部屋を犠牲にしましたからね

 

場所を変える

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普通は絶対にやらない場所で何かをやるだけで結構面白いのです。

例:読書居酒屋(居酒屋で話に飽きたら本を読み始める)

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バリカンで刈るという作業を外に持って行ったことに意味がありました

 

言葉をもじる

気になる言葉はもじりましょう。

例:フリーハグ→フリーハゲ

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ダジャレって結構楽しい。猫カフェで「猫が寝転んだ」って言い続ける会とかやりたい

 

既成概念に挑戦する

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例:飲み会で飲むものといえば… お酒! → ホントに?

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このプリンシェイク飲み会は中々の意欲作でした。

「飲み会」って冷静に考えたら「何を飲むのか」はっきりしてないよね。「飲む」ということしか言ってない

そんな一言から始まった企画。

「飲み会やるよ!」と人を集めて、プリンシェイクしか出さないというエッジの利いた企画でした。

後半、プレッシャーに負けて普通にお酒を出してしまったのが心残りです

 

手順を逆にしてみる

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こちらの遊び「マジッケン」は、新しい遊びとしてかなりイケてたと思います。

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マジックの「タネ」だけを渡されて、想像力だけで手品を作り上げるというもの。

苦し紛れの変なマジックがたくさん出現するのも面白いし、右往左往しながらマジック作りをする人を見るのも面白い。

順序を逆にするのは面白いのです。

 

目的を逆にしてみる

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普通、買い物する時って「必要なもの」を探しますよね。そこを逆転させるとこうなります。

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フライングタイガーに要らないものいっぱいあるからね。

普段と違って、要らないものを探すのってめっちゃ楽しいんですよ。ムダ使いしろって言われるとホントに嬉しい。

 

あえて普通にしてみる

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もう何か逆に普通のことをする、という尖った企画がこちら。僕の企画じゃないんですけど。

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凝った感想を言うの禁止で、象を見たら「鼻長い!」とか、「トキが臭い!」とか普通の感想しか言えないイベントでした。

凝った感想を言ってしまうと、皆から

◯◯くんは大人だなあ

と言われます。

言われるとめっちゃムカつく

全然盛り上がらないの覚悟で行ったんですが、意外に面白かったです。

普通をひたすら続ける、という狂気があります

 

衝動に身を任せる

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今年の夏の、暑い日のことでした。

堀元
暑い!とにかく暑い!水を浴びたい!そして水をかけたい!

こんなとんでもない欲求に支配されて、思わず渋谷の街中で水をかけ始めてしまいました。

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そう、渋谷で通行人に水をかけるというフリー水です。

ここまで衝動的に企画に挑んだのは初めてでした。

衝動的にいきなり始めたので、企画名の完成度も低い(ダジャレになってない)

でもこういう衝動的なのも悪くないです。身内だけ集めて一気にノリでやってしまう駆け抜け企画。

もしかしたら、一番簡単な遊びの作り方かもしれません。

 

夢に挑戦してみる

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僕は「国を作る」とか「島を作る」とか、何か大掛かりなものを作るのが夢でした。

そんな夢に挑戦したのがこちらのイベント。

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このイベントでは、浮き輪をめっちゃ繋げて巨大な島を作りました。

そして、我ながらあまりの楽しさに衝撃を受けました。僕が主催したイベントで、僕が一番楽しんでました

くだらない形であっても、夢に挑むのは最高に楽しいのです。

 

つまらないものを面白くしてみる

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僕は大学生の頃なんかに、よくプレゼンをしていたのですが、たいていどのプレゼンも面白くない!

皆形にこだわったつまらないプレゼンをしてるから、それを破壊しようと思いました。

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堀元
そもそも世間のプレゼンってテーマがつまらねえんだよ!!

という怒りを元に、話すと盛り上がるであろう「偏見」をプレゼンするイベントをやってみました。

また、第一回が盛況だったので、第二回はテーマを「フェチ」にしました。

結果としてやはり笑いの絶えないプレゼンイベントになり、面白いプレゼンを作るという目標は達成できました。

 

まとめ

ということで、新しい遊びの作り方についてまとめてみました。

「物量で攻める」とか「目的を逆にしてみる」とかはかなり使いやすい手法だと思うので、皆さんも新しい遊び作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、変な遊びをやってみたい人のためにコンサルもやっております。ご利用下さい。

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世界を面白くしよう!

author
Ken Horimoto
堀元 見

インターネットおもしろ雑文オジサンとして生計を立ててます。(性格が)悪そうなヤツはだいたい友達。

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