こんにちは!非日常クリエイターの堀元です。
突然ですが、フライングタイガーって要らないものばっかり置いてありますよね?
(こういうの)
今回はこういうのに注目して、「一番要らないものを買う選手権」をやった時の話です。僕がやっていたムダ祭り会という団体で、スタッフ発案の小企画として行われました。
一人1000円(自腹)を出して、買える限りの要らないものを買うというルールです。
ルール
ゲームのルールはすごく簡単です。
- 一人1000円以内で要らないものを買う(複数個に分けてもOK)
- 持ち時間は5分。5分経つと次の人が入ってくるので、買ってるものが見られる可能性あり
- 買った後はプレゼン大会で、いかに要らないものを買ったかをアピールする
購入
1000円札を握りしめて、フライングタイガー渋谷マークシティ店に一人ずつ入ります。
参加者は皆、微妙な表情で店に入っていきます。多分、「要らないもの買いたくない」という気持ちと「地味に勝ちたい(=要らないもの買いたい)」という相反する気持ちのせいでしょう。
ちなみにフライングタイガーの店の中は、改めて見れば見るほど要らないものばかりです。ひたすら悩んでしまいます。
また、買い終わった後も
という悩みがつきまといます。要らないもの多すぎる!
そして、買い終わって出てきた人の表情を観察するのが面白かったです。
デニーズにて披露
続いて、僕達がよく拠点にしている「デニーズ渋谷公園通り店」に移動しました。
一人ずつ、買ってきたものがいかにムダかをプレゼンします。飯を食いながら。
あそこまで「こいつマジか!?」という顔をされたのは、ドリンクバーを頼まずにドリンクバーを飲んでいた中学生の頃以来ですね!
以下、ひとりずつのプレゼン。
プレゼンター①
「買ってきたもの一つ目は、このピンクの棒です。浮き輪になるらしい」
一品目からマジで要らないものが出てきて、皆やや怯えつつありました。っていうかそもそも浮き輪でいいよね?その棒持ち運びにくいし。
「二つ目は、この帽子です。頭に被るやつです」
「被るとこんな感じになります」
まだ一人目だというのに、写真左奥の参加者の顔が死んでいます。
ちなみに僕達もほぼ同様の顔をしていました。
フライングタイガーにはもっとポップな要らない商品があるイメージだったんですが、思った以上にただただ要らないものが売っているようです。ガッカリ!
プレゼンター②
続いて二人目のプレゼン。
「4目並べというゲームを買ってきました。でもこの4『目』並べってあんまり目じゃないですよね?だから、次に目のシールを買いました」
「この4目並べのコマに、目のシールがぴったりなんですよ!サイズがちょうど!」
という謎の力説。サイズ誰も気にしてないけど!
「で、次に買ったのがこいつ」
「こいつの目に、さっきのシールがぴったりなんですよ!サイズがちょうど!」
彼はなぜ執拗にサイズを気にしているのでしょうか。
「で、最後にこれです。デカい目」
最後はサイズを気にしないという裏切りに圧倒されつつ、彼のプレゼンは終わりました。
サイズへのこだわりは何だったんだよ!
プレゼンター③
彼が買ってきたのは、「唇の形をしたチューブを絞り出すやつ」、「靴につけて汚れを取るやつ」、「頭をマッサージするやつ」の三品でした。
どれもちょっとだけ要るよね?という皆の冷たい視線に耐えられず、彼は持ち時間を半分以上余らせてプレゼンを終了しました。
という新しいヤジが登場しました。多分こうやってバカにされたのは彼が初めてだと思います。
プレゼンター④(堀元)
最後が僕でした。
「指にはめてサッカーができます!というゲームを買いました」
人のを聞いてる間は良かったのですが、自分で語り出すと何か途端に恥ずかしくなります。
「で、このゲームに飽きてきた頃に登場するのが、これです」
「圧倒的な破壊力を持つこいつで、ゲームが一変します。マリオカートで逆走を始める的なね。飽きちゃってもうめちゃくちゃにする時用の存在ですね」
先ほどの目のくだりもそうでしたが、買ったものを正当化したい時、人はいっぱい喋るらしいです。マリオカートの話何なんだ。
「で、その一連の流れをこいつが見ている、と」
予算が余ったので買ったペンギンも紹介して、プレゼンを終えました。
結果発表
最終的に、一番ムダなものを買ったと思う人を相互投票で決めました。
で、圧倒的な高評価で僕が選ばれました。
優勝商品として、この日買ったもの全部をもらいました。
要らないよ!!
ただでさえ僕のシェアハウスに僕の謎の私物が多くて怒られているのに、新しい要らない品が12品加わりました。段々僕の居住スペースが無くなっていく予感すらあります。
まとめ
- フライングタイガー、思った以上に要らないものがいっぱいある
- 自信が無さ過ぎて謎の力説を始めてしまう
- 優勝賞品、ホントに要らない
以上、「一番要らないものを買う選手権」でした。
要らないものを探すと斬新な感覚になれます。皆さんもやってみてはいかがでしょう?
世界を面白くしよう!