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むだそくんについて

【マジック+実験】新しい遊び「マジッケン」を作りました!【変な遊び】

新しい遊び

皆さんは週末、どのようにお過ごしですか?

僕はもっぱら、空を見上げて暮らしています。

見上げる

 

「いかん!もっと生産的なことをしないと!」と思い、新しい遊びを開発しました。「マジッケン」です。

 

マジッケンとは?

トリックから、手品を予想する という遊びです。

 

手品からトリックを当てる のではなく、トリックから手品を当てます。

 

つまり、手品に使う道具や仕掛けだけを渡されて、「これは何に使うんだろう?」と苦しむ人を観察して楽しむゲームです。

そして、できあがった苦しまぎれの手品を観察して楽しむゲームです。

僕はこのゲームを「マジッケン」と名付けました。「マジック」と「実験」を合わせた造語です。

 

百聞は一見に如かず。まずはゲームの流れをご覧ください。

 

 

工程① 手品を選ぶ

半目

半目になるくらい必死に手品を選びます。

 

手品選びのコツとしては、なるべく特徴的な道具が出てくる方が良いです。トランプマジックとかだと、道具がトランプのみで推測不能みたいな事態に陥ります。

 

ちなみに、道具から全てを推測するゲームなので「コインが消えるマジックらしい」ということも分かっていてはいけません。したがって、手品の箱を自分で見るのは禁止です。

手品の箱には大抵内容が書いてあるからです。

 

tejina
どういう手品なのか分かってしまう

 

なので、自分の手品は他の人に選んでもらわないといけません。

僕が選んだ手品は、後輩のM君にやってもらいました。

耳が大きくなるやつありますよ!って言ってるM君

 

 

工程②机を用意する

tukue

 

大抵のマジックは机を必要としますから、机を用意します。

僕の家には机すらなかったので、amazonの箱で代用しています。

 

 

工程③ マジックに必要な道具だけを出して相手に渡す

 

tyou

僕がM君にやらせるために買ったのはこの手品

 

華のない彼が蝶を出したら面白いかなと思って買いました。

 

 

nakami

中身はこれだけ

 

分かったこと:マジック業界はボロい

 

bunseki

早速マジック道具の分析を始めるM君

 

「この白い箱には蝶を入れるっぽいな…」

「黒い箱は何かを隠すために使うんだろうな…」

 

と、着々と分析を進めます。

 

card

 

しかしなぜこんなにカードがあるのか…?何に使うのか…?

「俺の手札にあるのは…意味不明のカード」と言っていました。遊戯王を思い出しますね。

imihumei

 

 

工程④ マジックを披露する

そして完成したマジックがこちら!

 

saisho

彼の最初の一言は「箱には青い蝶が入っています

 

確認しておきますが、これは本来「蝶が出現するマジック」です。

僕はこの時点でおかしくてたまりませんでした。最初から蝶いるじゃん

 

 

続いて彼は、蝶の入った標本箱を、黒いカバーで隠します。

 

sentaku

そして、「右と左どっちがいいか」と聞かれます。

 

僕が「左で」と答えると、「じゃあ左は片づけちゃいますね」と答えるM君。

これはどっちを選んでも同じ方を使われるパターンの奴っぽいぞ…!

 

 

nokori

そんなこんなで、選ばされた感じのある一枚をめくります…

緊張の一瞬!

 

 

henka

おお!

 

僕が選んだ(?)カードは黄色の蝶のカード。そして先ほどまでの青い蝶は黄色い蝶に変わっています。

 

 

それなりに手品になってる!

 

 

最初から蝶がいたときはどうなることかと思いましたが、それなりに手品になっています。

 

「そこそこだね!55点くらいだよ!」と伝えると、M君は「まあそんなもんでしょ」と答えました。大人です。

 

工程⑤ 答え合わせ

 

説明書を見ながら答え合わせをします。あっている部分も多かったのですが、M君が使えていなかった仕掛けは、カード関係。

cardura

 

 

実はカードの裏が微妙に違うのです。

これを活用すると、選ばされた感を出すことなく絶妙に好きな色を出すことができます。

 

wakaranai

 

分からねえよ!っていう顔

 

 

最後に、M君に感想を聞いたところ、

  • 自分の手品力が問われる感じがして面白かった。
  • 何をやれば良いのか分からないのは精神的負担が凄い。
  • 休日をムダにした

とのことでした。

以上、新しい遊び「マジッケン」でした。

主な面白さは以下の三点。

  • そもそも手品の内容が違うのに、意外とちゃんと手品になる。
  • 演出の方針も分からないので、喋りにその人の個性が出る。
  • 手さぐり状態のときの、謎解き感が半端ない。

 

是非、みなさんも遊んでみてください。謎解き好きには特にオススメ!

author
Ken Horimoto
堀元 見

インターネットおもしろ雑文オジサンとして生計を立ててます。(性格が)悪そうなヤツはだいたい友達。

最近の主な収入源はnoteの有料マガジン『炎上するから有料で書く話』です。記事が面白かったら投げ銭がてら購読してください。

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