資本主義社会との付き合い方の2つの”正解”と、1つの”裏技”

こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。

最近、「村を作ってます!」みたいなことばっかり書いていて、着々と野蛮人化が進んでいると思われているのではないかという不安に襲われています。

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2017.07.24

 

ということで、今回は文化的な話をします。資本主義社会との付き合い方について。

 

社長になったので色々考えました

先日、株式会社つくってあそぶという会社を立ち上げて社長になりました。

その上で、会社法とか税金のこととか社会保険のこととか色々考えつつ、やっぱり資本主義って面白いよなあと思った訳です。

資本主義は、ある観点から見ると非常に歪んでいる(後述)のですが、やっぱり人類が到達した一つの社会構造だけあって、ものすごく優秀な部分もあるのです。

今日はその辺の考えたことをまとめつつ、我々は資本主義とどう付き合っていくべきかについて書いてみます。

 

資本主義との付き合い方

資本主義におけるライフスタイルの作り方、2つの正解は、

  1. 資本家として、資本主義というゲームをめいいっぱい楽しむ
  2. 労働者として、あまり深く考えずに遊び呆ける

です。これがどう考えても正解です。

一つずつ見ていきます。

 

資本家として、資本主義というゲームをめいいっぱい楽しむ

資本家は楽しいのです。これは間違いない話。

そもそも、人間は自分で何かをコントロールできるという状況に対して、幸せを感じる生き物です。

ゲームのスーパーマリオが面白いのは、自分でマリオをコントロールできるからです。

人がコントローラーを握っていると、歯がゆいですよね?

小学生の頃、かわるがわるマリオをやっていたら、

むだそくん
このヘタクソ!おい!早く俺に変われよ!

みたいになったことが誰でもあるはずです。人は誰でもコントローラーを持ちたいのです。

 

さて、資本主義社会において、社会を動かすコントローラーは、間違いなく資本です。

資本主義社会という言葉は非常に端的に社会をあらわしておりまして、要するに資本さえあれば社会をコントロールできるのです。

資本つまりお金をたくさん持っていれば、マリオを操作するように社会を操作できるわけです。

大富豪一族であるロスチャイルド家が預金を全部引き出したら世界恐慌が起こるそうです。ロスチャイルド家はまさに世界のコントローラーを握っている状態。

 

そんなわけで、資本をどういう形で持っておくか、どこに投下するか、そういうジャッジができる資本家は楽しいです。

社会の行く先を決定できる。そんな喜びがあります。

 

労働者として、あまり深く考えずに遊びほうける

そしてもう一つの答えが、社会の行く先とかそんな小難しいことは考えずに、遊びほうけることです。

むだそくん
頭使うのめんどくさい。平穏に暮らせればそれでいい

みたいな方(日本人の9割はそうだと思う)には、こちらを強くオススメします。

労働者の特権は、気楽であるということです。まずもって普段生きていて、大損することがない

まる半年必死に働いて、500万損したみたいなことはまずありえない訳です。

ぼんやり当たり前に働いていたら、当たり前に給料がもらえる。

だから、資本家が持つような苦悩や、決断に悩み続ける日々ではない。比較的平穏な日々がそこにはあります。

サラリーマンは楽だ、と言っている訳ではないですよ。念のため

 

これも一つの最高の幸せの形です。コントローラーを持たない気楽さを享受する。

言うなれば、マリオを操作する権利を持たずに、マリオというゲームのことも考えずに、一人で漫画を読むみたいなことですね。その選択肢も正解!

 

裏技:資本主義から”半分”降りる

で、今の2つの方法のどちらにも属さないのが、資本主義から半分降りるというプレイスタイル。

すなわち、そもそも資本主義的じゃない暮らしをするということです。

そんなことできるのかって?できますよ。資本を介在させずに色々なサービスを享受すればいいのです。

 

僕は、つい最近までとあるシェアハウスの一畳半の物置にタダで住ませてもらっていました。

かろうじてまっすぐ寝られない程度のスペース

大学四年生の時、シェアハウス内の雑用をする代わりに、家賃をゼロにしてくれと頼みました。

で、この物置に住むことになったのです。

この部屋に、僕はものすごく満足しました。

堀元
家賃払わなくていいってヤバくね!?最高じゃね!?

僕はあまり住環境に興味がないので、このように素直に感動できるのです。超楽しい。

 

他にも、色々な人にご飯をおごってもらいながら、色々なものをもらいながら生きてきました。

取り繕うのが面倒になって、直接お金をもらっていた時期もあります。(参考:生活費クラウドファンディングで13万+1万集めて見えた景色

 

このように、僕の昨年度、フリーランスとしての1年間のテーマは「資本主義から半分降りる」でした。

お金を無理して稼ぐ、使うというサイクルではなく、資本を介在させなくても工夫やシェア、人間関係によって生活できる状態を目指しました。

”半分”と表現しているのは、さすがに全部をそれで賄うのは不健全だからです。

道を歩いている時にふとノドが乾いたら、飲み物を買いたい。これをいちいち何らかの手法で解決(例えば、近くの民家を回って世間話をして、お茶を出してもらう)するのは効率が悪すぎる。

だから、

 

主要な出費は全て工夫で潰した上で、普段使うべき小銭は躊躇せず使えるようにする

 

という状況を狙いました。

僕の計算だと、月々8万くらいあればまあ上記の状態が実現できるな、と思いました。

さて、そんな訳で昨年度は好き放題イベント企画をしながら、月8万円くらいは手元に入ってくるように調整してお金を徴収していました。

主にイベントの入場料としてお金を頂いていました

 

最低限の小銭を適当に集めつつ、基本的には工夫で出費をどうにかする

これが、資本主義を半分降りるという裏技です。

僕はこれが正義だと思い一年間暮らしてきました。実際、このアプローチは一つの正解だったと思っています。ストレスも少ないし、やりたいことやって生きていける。

 

しかし最近、考えが変わりつつあります。

 

裏技の欠点:社会的インパクトの小ささ

昨年一年、大量の遊び企画を世に送り出しつつ、それなりに生活できていました。

まさに僕の当初の目論見どおり、資本主義から半分降りて楽しく暮らせているはずです。

が、

堀元
何かもうちょっと面白く生きられる気がするなあ…

という気持ちが拭えませんでした。

 

で、しばらく考えて結論が出たんです。

僕の今の生活は、あまりにも個人的すぎるな、と。

 

「自分で企画を作って、自分で実行して、自分で楽しむ」ということを繰り返していました。

それも面白いんですけど、やれることの量に限界があります。

 

武器”資本”を使えばもっと面白いことができる

前述の通り、”資本”は資本主義において強力な武器です。

もっと気ままに、もっとたくさんの面白いことを実践するために、資本は有力な武器です。

例えば、ベーシックインカムを日本に導入したらどうなるのか?みたいな議論がありますが、潤沢な資本があれば、こういう議論が要らなくなります。

自腹を切って実践すればいいからです。

仮に僕の手元に3000億円あったら、6万人に年間500万ずつ支給できます。

街一つ使ったベーシックインカム実験が、個人的にできてしまう訳です。

何これめちゃくちゃ面白くない!?

 

僕一人で遊んでいると僕一人の結果しか出てこないのですが、6万人を巻き込んだベーシックインカム実験をすると、6万人分の結果が出てきます。

資本とは社会を巻き込んで大きな結果を出すためのツールなのです。

今まで僕が個人でやり続けていたことに、社会を巻き込めるのです。

これ、非常に魅力的に思えます。

 

資本家というアプローチも試そう

大学4年生のときの僕にとっての正解は、”資本主義から半分降りる”というアプローチでした。

あの頃は、それが一番おもしろいと思っていました。

しかし、社会に対して武器を使って、社会を巻き込むほうが、今の僕には面白く見えます。

 

 

だから、資本家というアプローチも試したいな、と考えました。

会社を作ってみて、リスクも負って、色々なプロジェクトを動かし始めている背景はそんな感じ。

基本的に僕のやりたいことは「遊びを作る」で変わりませんが、スタンスはちょっとずつ変わっていますよ、という感じ。

経営者を名乗りだしましたが、なるべく調子に乗らないように頑張ってまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

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