僕は卒論を3日間で書き上げて、大学をギリギリ卒業しました

理系の大学選びのポイントは「学生の目が死んでないかどうか」だと思います。非日常クリエイターの堀元です。

 

さて、この時期になると

卒論が終わらねえええ!!

ってなってる人をよく見ます。僕の後輩も昨日、こうなってました。

 

こういう人たちに希望を与えるべく、卒論を3日で書き上げた話をします。

 

冗談抜きで3日で書きました

「卒論3日で書いたんですよ〜」とか言うと、

どうせ、めっちゃ楽な文系だったんでしょ?

と、言われますが、ゴリゴリの理系でした。慶應義塾大学のロボット系の研究室でロボットを作っていました。

 

そう答えると、今度は、

そんな理系の研究室で3日で書けるわけないじゃん!話盛っちゃって〜!!

ってなるんですが、冗談抜きで3日で書きました。

 

っていうか、3日前の時点でロボットが完成してませんでした

 

こんなことは通常ありえません。ヤバいです。「こんぼう」でラスボスに挑むくらいヤバいです。

普通の人は、11月くらいまでにロボットを完成させるのです。

 

参考までに、”普通の”ロボット系学生の年間スケジュールをお見せしましょう。

6月 研究テーマ決定

7月〜8月 ロボットをだいたい完成させる

9月 中間発表

10月 予備実験、細かいロボットの調整

11月 ロボット完成

堀元は3日前でまだこの段階

 

12月 完成させたロボットを使って実験、卒論書き始める

1月 卒論執筆

2月 発表

 

ご覧頂きたいのは、11月のところです。

普通、11月にはロボットが完成していなければならないのです。

 

僕は、提出3日前にロボットが完成していなかったので、まだ11月の段階でした。

つまり、普通の人が4ヶ月かけてやることを3日に詰め込みました。

 

なぜそんなことになったのか?

最大の原因は、研究が嫌いだったからです。

堀元
研究者になる気も無いし、面白いテーマでもないし、適当にやって卒業しよう!

という魂胆でした。

 

そもそも、僕は卒業後フリーランスになることを決めていたので、研究なんてしている暇はありませんでした

堀元
使える全ての時間で、来年のための地盤作りを頑張ろう!

という発想のもと、ひたすら色んな人にあったり、翌年の仕事に繋がりそうなことをひたすらやっていました。

 

その結果、

堀元
さて…卒論提出まであと3日となった訳だが…

 

堀元
どうしよう……

 

今日はそんな、僕の3日間を振り返ってみます。

 

3日間の死闘

さて、3日間で僕のしたことと言えば…

 

ステップ① 現状分析

まず、全てはここから始まります。現状を分析して認識すること。

あらゆる課題解決の基本は「現状把握」と「目標設定」に尽きますからね。

僕はまず落ち着いて、現状を考えてみました。

 

結論として、寝るのは諦めるということになりました。

非常に合理的な結論

 

となると、必要なのは缶コーヒーです。大量に缶コーヒーを買ってきました。

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卒論終わってなさ過ぎてとりあえず寝ない覚悟だけ固めた

─当時のツイートより抜粋

 

はっきり言いましょう。卒論を3日で書くために一番必要なのは”覚悟”です。

 

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そりゃもう走ってる電車から投げ出されるブチャラティのごとく、僕は覚悟を決めました。

3日間で

 

  • ロボットを完成させ、
  • 実験を行い、
  • 実験に統計処理をかけて、
  • 何かしらの事実を発見し、
  • 論文としてまとめる

 

ことをやり遂げる覚悟を決めました。一秒もムダにはできねえ…!

 

ステップ② 全てを最低ラインで切り上げる

覚悟はしっかり固めたものの、それで一日が40時間に増える訳ではありません。

残された時間で最後まで走りきるためには、クオリティを気にしてはいけません

とにかく何でもいいのです。それらしく体裁が整っていれば大丈夫。

堀元
ロボットの設計はこれでいいのか…?

とかそんなことを気にしてたら終わりませんから、

堀元
ま、いっかこれで!!

というスタンスでいなければいけません。

 

もっと言えば、

堀元
うわー!こいつバグってる!!首バッキバッキだ!!
堀元
……ま、首は動かさないようにしよう。テープで止めておこう

みたいなこともしました。

僕の卒論は、テープで止めるという極めて原始的な手法によって完成しました。

 

 

ステップ③ とにかく書く!

小学生の作文と一緒で、卒論も文字数が少ないと怒られます。

逆に言えば、文字数がある程度たくさんあれば何となくそれらしく見えます。

だからとにかく文字を書きました。

◯◯と比較すると××であり、▼▼の傾向もある。一方■■と比較すると〜〜な傾向がある。

という、それらしいけど何の意味もない文章をたくさん書きました。

 

ちなみに、この論文を書く段階は2日目夜〜3日目朝は眠気がピークなので、

堀元
フハハハ!!文字数が増えていくわ!!フハハハハハハ!!!

と、わけの分からないテンションに達していた記憶があります。

 

ステップ④ 研究員を拝み倒して助けてもらう

数学ができなさすぎて、実験結果の統計処理が全く分かりませんでした

そんな時僕は、

堀元
どういう統計処理をしたらいいのか教えてください!!!

と、研究員に泣きつきました。

返事がこれです。

 

今回の実験は3条件で行ったので,
3条件の間に有意差があるかを フリードマン検定(Friedman test)で検定して
有意差があった場合には,
3条件のどことどこに差があるのかを 多重比較するために 
ウィルコクソンの符号順位検定(Wilcoxon signed-rank test)を,ボンフェローニの調整(Bonferroni)を行って検定します.

 

堀元
何を言ってるのか全く分からない…

 

その後も何度も

堀元
フリードマン検定って何!?!?
堀元
ウィルコクソンの符号順位検定って何!?!?

と、泣きついた僕に、彼はちゃんと対応してくれました。神だと思う。

後日思わずプレゼントを買ってお礼に行きました。あそこまで人に感謝したのは久しぶりだった。

 

ステップ⑤ 発表して炎上する

自分で言うのも何ですが、僕はプレゼンが割と得意です。

堀元
既存研究にはこのような問題があります。これを解決するために、私は心理学の手法を用いました!

と、それっぽいストーリーで、それっぽく話しました。自分で言うのも何ですが、プレゼンはよくできていたと思います。

堀元
以上、発表を終わらせていただきます

華麗に話し終えた僕に、審査する教授の第一声が飛んできました。

 

教授
話聞いてる限りでは凄そうだったけど…君ホントは大したことしてないよね?
教授
論文の内容も薄い

 

堀元
……いや…あの…その…
堀元
……すみません

発表はそれなりにまとめたんですが、論文をチェックした教授からは厳しい言葉を頂きました。

さすが論文読むプロだぜ!!

 

ステップ⑥ 再提出する

「内容が薄すぎてクソ」という評価を受けた僕の論文は、急いで書き直して後日再提出しました。

論文は無事に受理され、僕は学位を手に入れることができました。

 

 

まとめ

以上、卒論と戦った3日間の話でした。

この話を聞いて、僕のことを勝ち組だと思うか負け組だと思うかは皆さん次第です。

僕は、最低ラインぎりぎりしか研究に時間を取られずに卒業できたということに最高の価値を感じています。

誰が何と言おうと、僕はこの卒論の取り組み方、勝ちだったと思っています。

卒論提出を間近に控えた君も、頑張ってくれ!!

 

 

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