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むだそくんについて

「大事なものがあっという間にゴミへと変わる」生き方をしたい

エッセイ

こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。

さて、今日は漫画「HUNTER×HUNTER」の名言について。

HUNTER×HUNTERと記事の内容は直接関係ないから、読んだこと無い人も安心してね!
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ボク達は相性いいよ。性格が正反対で惹かれあう。とっても仲良しになれるかも。

だけど注意しないと、変化形は気まぐれだから

大事なものがあっという間にゴミへと変わる

だから、

ボクを失望させるなよ、ゴン

 

何回読んでも痺れる名シーンです。

好敵手であると認めているゴンに対して好意をアピールしていたかと思いきや、急転直下「ゴミへと変わる」可能性を提示します。

そんな奇術師ヒソカのドSっぷりに、すごい衝撃を受けた記憶があります。

 

大事なものがゴミに変わる生き方

さて、僕はこのセリフがすごく好きで、現代人はむしろ「大事なものがあっという間にゴミへと変わる」くらいのスピード感があった方が良いんじゃないかな、とさえ思うのです。

そもそも、世の中面白いものが多すぎるんですよ。

僕は口癖のように

堀元
ああ!アレもやりたいしこれもやりたい!

と言っています。読みたい本は常に100冊単位でありますし、やりたい遊びも数百個単位であります。実行したいイベント案も無限にあります。

こんなリストもいくらでも作れます。

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こんなにやりたいことがある中で、「大事なもの」を抱え続けていたら、半分もやれずに終わってしまいます。

「大事なもの」に冷めてきたら、一気に「ゴミへと変わる」のが良いんじゃないかなあ。

今日はそんな話。

 

大事なものがゴミに変わった経験

名前の分からないフラッシュゲーム

一番大きな大事なものがゴミに変わった経験といえば、高校一年生の頃にハマり倒していたフラッシュゲームがあります。

僕はこのフラッシュゲームで、世界ランク4位まで登りつめました。

アクティブユーザーの数は分からないのですが、少なくともアカウント数は3万くらいあったはずなので、4位は相当凄いはずです。

 

ゲームの内容はものすごくシンプルでした。ジャンルで言えばレースゲームに近く、矢印の形をしたロケットを操作して、小さなボールを素早く集める、というゲームです。

課金もなければ、レベルアップもない。ただただスキルだけで戦うという硬派なシステムが気に入って、ひたすら没頭していた記憶があります。

 

もう7年近くやっていなかったのですが、このゲームの面白さを先日ふと思い出しました。

堀元
あ、久しぶりにあのゲームやりたいな。まだあるのかな?

皆さんにもこういう瞬間ありますよね?昔没頭したゲームをふとやりたくなる瞬間。

 

そして、あのフラッシュゲームを検索しようと、Googleの検索窓と向き合った時、思ったのです。

 

堀元
何ていうゲームだったっけ?

 

何と、世界4位まで行ったゲームのタイトルが思い出せないのです。

英語のゲームだったので、何となく覚えにくい横文字の羅列だった記憶はあるんですが、具体的にはさっぱり覚えてません

 

我ながら大変ビックリしました。あんなに情熱を注いでいたものの名前を覚えていないだなんて…

これはまるで、

 

ルフィ
あの…アレ…アレの王に、俺はなるっ!

みたいなことです。

 

三井
安西先生…あの…カゴにシュートするやつがしたいです

みたいなことです。

 

考えてみると、あのゲームは僕の中ではとっくに大事なものからゴミへと変わっていたんだろうな、と思うのです。

目の前のやりたいことに没頭している内に、昔大事だったものはすぐゴミになっていく。

少し寂しい気もしますが、それで良いんでしょう。そのスピード感が、現代人にふさわしいのです。

 

僕の仕事の中身もすぐ「ゴミへと変わ」っている

前述の通り、やりたいイベント案、企画案が無限にあるので、僕は次から次へと新しい企画をやります。

今までやった企画は活動実績から!

 

で、新しい企画をやる時はいつも

堀元
良いアイデアだ!これ文化にしたい!

と思いながら始めるのですが、やっている内に「飽きた!」とか「一晩寝たらどうでもよくなった!」となり、大抵捨ててしまいます。

 

すぐゴミになったマジッケン

一例を挙げると、「マジッケン」という遊びを昔開発しました。

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これは結構面白かったので「日本マジッケン協会を作ろう!」と息巻いていました。

僕はすぐ協会を作ろうとします

ところが、結局協会は作らず終わりました。

というのも、マジッケン協会設立に向けて、マジッケンを皆でやるイベントを一度開催してみたのですが、あんまり面白くなかったのです。

その途端、僕の興味は薄れ、もうマジッケンには興味のかけらも無くなりました。

僕の毎日はこんな感じです。まさに、「大事なものがゴミへと変わる」を毎日のように繰り返しています。

でも、こういう生き方の方が良いんですよね。やりたいことがめちゃくちゃ増えていくので、次々にやってみた方が良い。

「あっこれイケるな!」と思ったら、大事にすればいい。そして、「やっぱりダメだ」と思ったら次々にゴミにしてしまえばいい。

 

大事じゃなくなったら、ゴミにしよう

結局、中途半端に続けるのって良くないんですよね。

世の中には色んな面白いことがあるのに、「昔大事だったから」という理由で半端に大事にし続けるのは機会損失です。

「あれ、これ違うかもな?」と思ったら、そのまま一気にゴミにしてしまうのがいいです。

 

「昔大事だったもの」に時間を取られ続けるべきではありません。

 

理想の人生には「大事なもの」と「ゴミ」しか要らない気がします。中間のものは要らない。

 

中間のものに時間を取られるよりも、新しい「大事なもの」を探すべきです。ちょっとでも違うなと思ったなら、それはゴミにしちゃおう。中間に置いておくべきではない。

今の世の中、やることの可能性も無限にあるし、面白いものはたくさんある。

中間のものに振り回されずに一気にゴミにしてしまって、新しい大事なものを探す生き方が、現代的なんじゃないかな。

 

大事なものがあっという間にゴミへと変わる生き方、オススメです。

僕はこの生き方を実践していきたいなあと思うのです。

 

author
Ken Horimoto
堀元 見

インターネットおもしろ雑文オジサンとして生計を立ててます。(性格が)悪そうなヤツはだいたい友達。

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