こんにちは。非日常クリエイターの堀元です。
突然ですが、皆さん、ウィキペディア読んでますか?
恐らく、多くの人は、調べ物をするときにはお世話になるものの、趣味としてウィキペディアを読んだりしませんよね?
そんなあなたは、ウィキペディアを1割も有効活用できていません。
僕は、趣味としてウィキペディアを読んでいます。
趣味としてのウィキペディア
僕は今回、声を大にして主張したい。ウィキペディアは、趣味として読むべきものだ、と。
めちゃくちゃ楽しいんですよ。趣味としてのウィキペディア。
ウィキペディアは百科事典であると同時に、凄まじい情報量を持つ読み物でもあります。
しかも素晴らしいのは、普通の本と違って、何か有用な知見を導いている訳ではないということ。
すなわち!
一生使わない知識をムダに溜め込むための読み物であるということです。
ただただ知的好奇心を満たして悦に浸るための読書ができます。この異様な喜びと興奮がウィキペディア・リーディングの醍醐味。
本日は、趣味としてのウィキペディアの素晴らしさを語ります。お付き合いください。
用語の定義
今回、恐らく地球初の「趣味としてのウィキペディア」を提唱するにあたって、用語を定義しておく必要があると考えました。
以下、趣味としてのウィキペディアに関する用語。(僕の造語です)
シュミペディア(shumipedia):「趣味としてウィキペディアを読むという概念」のこと
シュミペディアン(shumipedian):「ウィキペディアを趣味として読む人」のこと
ウィカーフィン(wikurfing):ウィキペディア+サーフィン。「ウィキペディア内でリンクを次々とたどる人」のこと。
シュミペディアの楽しみ方
シュミペディアの楽しみ方① 面白いページを読む
ウィキペディアのページは「面白い」を念頭に作られている訳ではないので、当然ながら面白くないページが多いです。
したがって、シュミペディアンの第一歩は、まず「面白いページを読む」という楽しみ方をするのがいいでしょう。
有名どころだと、圧倒的に面白いのは地方病(日本住血吸虫症)です。この項目は本当に面白い。日本人なら知っておくべき素晴らしい戦いの歴史です。
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他にオススメの面白いページを3つほど紹介しておきます。
ジョン・フォン・ノイマン →「この人すげえ!」を楽しめる。漫画みたいだ。
その驚異的な計算能力と映像記憶力、特異な思考様式、極めて広い活躍領域から「悪魔の頭脳」「火星人」「1000分の1インチの精度で噛み合う歯車を持った完璧な機械」と評された。
世界で一番笑えるジョーク→日本人にとっては全然面白くないのが味わい深い。
雨氷→写真がとにかく美しい。ウィキペディアの芸風の広さに感動する項目。
シュミペディアの楽しみ方② 面白いページを探す(発掘)
面白いページを読み、ウィキペディア・リーディングの喜びを覚えたあなたは、もう既にシュミペディアンとしての第一歩を踏み出しています。
次は、「発掘」のフェイズに移りましょう。すなわち、自分の力で面白いページを探すのです。
面白いページの探し方は自由ですが、スタンダードな発掘方法は以下の通りです。
- 自分の気になる単語を調べてみる
- 貼られているリンクの中で気になる単語に飛ぶ
- 流し読みしながら気まぐれにリンクの単語を飛ぶのを繰り返す(ウィカーフィンをする)
- 何これおもしれえ!
です。実際に例を見てみましょう。
この、リンクをたどる喜びもウィキペディアリーディングの喜びの一つです。
調べ物をしていたら、なぜか全然関係のない項目を読んでいたという経験が、誰にでもあると思います。
あの感覚を積極的に楽しみに行くのが、シュミペディアンの使命です。ドンドン脱線していきましょう。
シュミペディアの楽しみ方③ 響きが気になる謎の言葉を知る
ウィカーフィンをしているとしょっちゅうあるのが、
という言葉です。
ミステリーについて調べていたら、関連項目に燻製ニシンの虚偽が出てきた時の感動は忘れません。
という強烈な衝動に動かされて、思わずクリックしてしまいました。強い言葉に惹かれるのもシュミペディアンの喜びです。
シュミペディアの楽しみ方④あるジャンルについて知識を溜め込む
シュミペディアンをやっていると、
となることがしばしばあります。ページが面白いのではなく、関連用語が丸ごと面白いのです。
例えば、僕は先日「有神論」にハマりました。
これ、関連用語も含めてめちゃくちゃ面白いです。
あたりを始めとして、有神論についての項目は非常に面白いです。是非皆さんもウィカーフィンしてみて欲しい。
一通り読み終えたあとは、すっかり有神論のエキスパートみたいな気分になりました。
このように、あるジャンルの専門家ぶれるという喜びがあります。
ウィキペディアの楽しみ方⑤ 面白かったページについて、情報を共有する
面白かったページについては、周囲の人と語りましょう。
「ウィキペディアを趣味で読む」というあなたの奇行に、友人はちょっと引くかもしれませんが、お構いなしで面白さを語りましょう。
あなたの熱意に押されて、友人もシュミペディアンになるかもしれません。
「このページが面白かった!」とか、「このジャンルが熱い!」とか、シュミペディアン同士で情報交換ができるとなおgoodです。
いつの日か、
みたいな会話が繰り広げられる世の中にしていきたいものです…!(遠い目)
君もシュミペディアンになろう!
そんな訳で、「シュミペディア」を文化として定着させるべく、趣味としてウィキペディアを読んでいくムーブメントを起こそうとしています。
をやってますので、よろしければ是非フォローなどお願いします!
【面白いウィキペディア項目を募集中!】
・読み物として面白い
・タイトルが強烈すぎる
・かわいい一文がクスッとくるなどなど、面白いWikipediaの項目があったらDMください!
— シュミペディア〜趣味としてのウィキペディア (@shumipedia) December 21, 2017