僕、今年の7月まで、一畳半の部屋に住んでたんですよ。
日本には「立って半畳寝て一畳」なんて言葉がありますが、僕の部屋は立つところと寝るところしかありません。
面積は実に一畳半。発狂して死ぬんじゃないかという広さ。収納はゼロ。
この写真を見て、皆さんきっとこう思ったでしょう。
ふっふっふ。不正解です。なぜかって?
布団も敷けないからです。
なんでこんな部屋に住んでたのか
なぜこんな部屋に住んでいたのかといえば、家賃がゼロだったからです。
シェアハウスの物置を、タダで貸してもらっていました。
何度か書いてるんですけど、僕の去年のテーマは「生活コストを下げる」でした。
月10万円くらいなら、やりたいことだけやって稼いでいける自信があったのですが、それ以上は微妙でした。
だから、月10万円だけ使おうと考えまして、大学生四年生の頃の僕は
と、色んな人に聞きまくりました。今思うと、なんちゅう失礼な奴だ。
そんな僕を拾ってくれたのは、あるシェアハウスの会社。
と言われました。部屋を見せてもらい、
内心文句言いつつ、僕は即答しました。天才的な裏表を発揮するほど、当時はとにかく家賃を払うのが嫌だった。
で、結果から言えばとにかくこのシェアハウスに住んでた時期は楽しかったし、住民も会社の人もホントに良い人で、最高の期間になりました。
だからこそ一年半も住んでいた訳ですが、この期間に学んだことがいっぱいあるので書いてみます。
学んだこと① ピタゴラスは偉大
布団も敷けないほど狭い(というか短い)部屋なので、当然この疑問が生じます
一畳半の部屋に住んでいた話をすると、大体この回答が返ってきます。結論から言えば、寝られます。
どうやって寝るか、これから詳しく図解していきます。
身長ほぼピッタリの部屋
まずはおさらいですが、部屋の長さは170cmです。
そして、僕の身長は167cmです。
つまり、寝られる訳ですね!一件落着!
と、こんなに簡単にはいかないのです。
皆さん、身長測るときって、足はどうなってますか。
多分、曲がってますよね?こうなってるはずです。
しかし、実は人間は寝る時、足を伸ばしたいのです。
つまり、寝る時の人体の長さは、身長よりも長くなるのです。
となると、さっきの作戦は使えません。やってみようものなら…
ホラ、はみ出るよね?
僕も最初、この問題に頭を悩ませました。何度部屋からはみ出たか分かりません。
しかし、ある時僕に、天啓が舞い降りたのです。
そう、中学三年生の頃に習った知識、三平方の定理です。
ピタゴラスが発見したこの定理を、この部屋に応用すると…!
行くぜ……!
ホラ!!完ぺき!!
ということで、何とびっくり。偉大なるピタゴラスがピタゴラスの定理を発見してくれたお陰で、僕は一畳半の部屋でも快適に寝ることができました。
学んだこと②どんなところでも2週間暮らすと慣れる
狭いことの弊害は、他にもあります。
具体的には、狭すぎて冷暖房が置けません。
しかも、引っ越したのは2月。真冬です。
したがって、最初は「狭い!」とか「寒い!」とかそんなことを毎日思っていました。眠れない日々が続きました。
しかしまあ慣れというのは恐ろしいもので、2週間経った頃には当たり前の様に眠っていました。
何なら、自分の部屋への愛着がありました。
とか言い出す始末。
ということで、ポイントは2週間です。
2週間住んだら大体のことが当たり前になるし、適応できるんじゃないかと思います。
あらゆる環境は2週間経ったら当たり前になるので、とんでもない住環境に飛び込むのも恐れなくて大丈夫です。2週間後には快適です。
日本には、「住めば都」という素晴らしい格言がありますが、これは真理です。
一畳半の部屋に住んでから、
という余裕が生まれました。
学んだこと③ 寝るときの「冷暖房なし」は、割と良い
一畳半・冷暖房なしの部屋に住んでいたという話をすると、
と言われます。
結論から言うと、そうでもないです。
真冬について言うと、たしかに朝は絶望的に寒くなりますが、その分すっきり起きられます。
と、おちおち寝てられないからすぐ起きます。ダラダラしません。
そして、心なしか暖房を効かせているよりも眠りが深いです。
僕は北海道出身で、北海道の家ではガンガンに暖房をつけて寝るのが日常なのですが、その時期はとにかく寝起きが悪かったんですよね。
ノドがカラカラになって起きるし、いつまでもなんとなく目が覚めないし。
個人的には北海道の「暖房ガンガン生活」は好きなのですが、朝に関してはあまり良くないですね。冬の朝は「暖房なし生活」に限ります。
そして、真夏についても同様です。
朝、日が出てくると絶望的に暑くなるので、
となります。朝スッキリ起きられます、というか強制的に起こされます。
そして、夜も、窓を開けて風を入れていると意外に深く眠れます。冷房効かせて寝てた頃よりよく眠れたくらいだったんじゃないかな。
学んだこと④ でも仕事場は必要
ただし、この一畳半の部屋は寝るだけでした。仕事するのは無理。
僕は去年の仕事はもっぱらデスクワークだったので、パソコンと向き合って全力で仕事をする場所は必要でした。
冷暖房があって、しっかりしたデスクと椅子がおける作業環境は欠かせません。
だから、僕はシェアオフィスを借りてました。
この、寝る場所+シェアオフィスという組み合わせはすごく良かった。
部屋は最低限にして、必要に応じて何かを追加するというスタイル、オススメです。
ほとんどの一人暮らしの人は、7万円の家賃を払う必要はないと確信しています。必要な要素にだけお金を払おうよ。
まとめ~その家、本当に必要ですか?
僕、昔からよく言ってるんですけど、ホントは必要じゃないものを必要だと思ってる人ってめちゃくちゃ多いんですよね。
ちゃんとした金額の家賃を払って、ちゃんとした部屋に住まないといけないというのはその典型的な例です。
皆当たり前のようにお金を払ってるけど、実はこれ要らないんだな
という気づきを増やしていくのが、人生を豊かにするコツです。
皆さんも是非、今の立派な部屋が必要かどうか、考え直してみてはいかがでしょうか?
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