「大学生の時に街コンに行ったら社会を垣間見た」という経験があるので、今日はその話をします。
空回りする個性派俳優や、綾小路きみまろもびっくりの毒舌ナースに出会いました。衝撃が凄かったです。
参加の経緯
先輩から降ってくるタスク
大学4年の3月、卒業を間近に控えた僕は、先輩からのあるタスクを与えられました。
そんなこんなでびっくりするくらいシンプルに丸め込まれた僕は、街コンのチケットを買いました。
当日
システムも何も分からないまま、とりあえず街コン会場近くのカフェに集合しました。
街コンのシステム
集合場所は、隠れ家的なイタリアンのお店でした。入り口のドアの前で思わず立ち止まります。
ドアを開けると、既に10人くらいの男女が席についていました。
開始時間までの10分くらいの間に、どんどん人が入って来て、最終的には男女10人ずつくらい、合計20人の人が集まりました。
主催者から乾杯が告げられると、いよいよ会話スタートです。
1テーブルには男2人、女2人の合計4人が座り、男2人が一定時間ごとに隣のテーブルに移る、という仕組みでした。
僕は、
と、少しテンション上がりながら、どんどん席を移動していきます。
そして出会った人々は以下。驚きのキャラクター量でした。
おかしな人々
悪態をつきまくる毒舌ナース
僕はおかしな人を集めるのが好きなので、変わった人が身近にたくさんいます。
が、これほどのインパクトを与える人は初めて会いました。凄いこのナース。
僕よりも二つ歳下なのですが、誰にでも超タメ口。
33歳男性に
くらいのことを言っていました。
そして、とんでもなく悪態をつく。
初対面の人によくこんなに悪態がつけるものです。
これだけ言うとすごく嫌な人みたいに聞こえますが、僕は決して嫌いではありませんでした。サバサバしていて強い女性という感じで、小気味良く会話ができました。
僕も、人の悪口や偏見を聞くのが大好きなので、彼女とは割と意気投合しました。
多分、僕が席を外している間に僕の悪口も言われていたんでしょうけど、そこは考えないことにします。
途中で帰る女子大生
開始一時間を過ぎた頃でしょうか、席移動タイムで、僕たちは隣のテーブルに移動しました。
すると、そのテーブルの女性二人が、
という宣言をしました。衝撃の宣言です。
こういう時に困るのが主催者。
と食い下がっていました。しかし、
と言われてしまっては仕方ない。
主催者の奮闘むなしく、二人は茨木に帰っていきました。後から聞きましたが女子大生だったそうです。
さて、こうなると、そのテーブルには僕と先輩の二人しかいないことになります。
サスガに申し訳ないと思ったのか、主催者が更にもう一つ隣のテーブルへ僕たちを移動させました。
空回りする個性派俳優
そんな4:2のテーブルの中にいた男、なんと個性派俳優でした。
今回の街コンで一番面白かったのは彼です。
個性派俳優って、人から勝手にそう呼ばれるものだと思っていたんですが、自分で名乗るパターンもあるんですね。
この方は「世にも奇妙な物語」等いくつかの作品の端役をやっていたらしいです。
僕は4月から就職せずにフリーランスになることが決まっていたので、「ダメ人間代表」くらいの気持ちで街コンに臨んだのですが、僕以上にダメそうな人が居て安心しました。
ちなみに、この個性派俳優は街コンを盛り上げようと頑張るんですが、女性のリアクションがびっくりするほど冷たかったです。
みたいなことを女性に質問しては、
みたいな冷たい対応を受けていました。明日は我が身だな、と思いました。
個性派俳優に捕まる先輩
基本ずっと先輩と二人セットだったのですが、僕は途中から別行動を取ってしまいました。
というのも、悪態をつくナースのテーブルが面白そうだったので、僕は自分のテーブルを離れてそっちに行ってしまいました。
結果、先輩のテーブルに残ったのは、
男:個性派俳優一人 + 先輩 + しゃべらない男
女:個性派俳優の話に冷たい反応をする女性二人
になり、いたたまれない先輩が個性派俳優の話に相槌を打ってあげていたそうです。
結果、先輩は30分ずっと個性派俳優と話したそうです。大変申し訳ありませんでした。
帰り道で、
ってなったことは、言うまでもありません。
まとめ
ということで、街コン列伝でした。
今回は特に印象に残った人を取り上げましたが、小さいエピソードは無数にありました。
「私の知り合いの『ひずみ君』に似てるから君のことひずみって呼ぶね!」という宣言からずっと僕のことを「ひずみ」と呼んでいた女性もいました。
「橋の建築をしている」という女性に「お、じゃあ共振周波数の計算とかしますか?」という謎の話題を振って失敗した男性もいました(僕です)。
そんなエピソードもありつつ、本街コンを振り返ってみると、
という結論に達しました。
何と言っても街コンは、個性派俳優がいる回がオススメです。