こんにちは。非日常クリエイターの堀元見です。
「ドラゴン桜」で有名な三田紀房の漫画「インベスターZ」が本当に素晴らしい漫画なので、紹介します。
何が凄いって、まず設定が凄い。壮絶な設定です。
日本一の進学校、道塾学園の学年トップの生徒だけで組織された「投資部」。
この投資部は、中高生だけにも関わらず3000億円を運用し、毎年240億円の利益を出している。
どうですか。この「そんなバカな」感。無理のある設定ですが、ワクワクしてしまう。
そして、何が素晴らしいって、キレの良い名言がめちゃくちゃ出てくる!そしてめちゃくちゃ勉強になる。
手始めに、僕がしびれた以下の1シーンをご覧ください。
キレキレの名言
物語のはじめに、主人公の財前は、投資部への加入を強く勧められます。
そこで、「野球部に入りたい」と言う財前に対して、投資部のキャプテンが言い返すセリフが素晴らしいです。
君が野球をやっても、ただの能力の浪費、社会における利益の損失だ
この言葉の鋭さ!シビれる!
「ドラゴン桜」もそうですが、三田紀房の漫画は「それ言ったら元も子もないですやん…」という厳しい言葉がウリです。タブーを気にしない感じがたまらない。
こんな調子で、超かっこいいキレキレの名言がいっぱいです。
そして、すごく勉強になるのもインベスターZのいいところです。
勉強になる
何しろ中学一年生が投資を学ぶ話ですから、事前知識ゼロで大丈夫です。
経済の基本中の基本から学べます。
大げさな演出
三田紀房の漫画の魅力「やたら大げさな演出」も健在。
この大げさな演出のお陰で、単調にならずに楽しく学べます。
面白くない映画は…
投資家の本質を表しているのが、このエピソード。
投資部の人に連れられてきて、つまらない映画を一人で見ることになる財前。
あまりのつまらさに、途中で出ることを決意します。
すると、先輩達は「おっ!21分で出てきたか!」と、時間を計測していました。
なんと、何分で出てくるかの賭けをしていました。
確かに、チケット代が勿体ないからつまらない映画も最後まで見る人は多そうです(僕も見ます)。
が、冷静に考えると確かにつまらない映画は途中で出たほうが良いですよね。お金ばかりか時間まで失ってしまうことになる。
儲け話の真髄
儲け話の真髄!金を掘る人間ではなく、スコップを売る人間になろう。
内容が濃い
と、ここまで色々紹介してきましたが、これらのシーンは全て単行本1巻と2巻からの抜粋です。(既刊14巻)
わずかコミックス2冊で、かなりの知識と内容が詰まっています。
とにかく勉強になって、とにかく面白い!
あなたもインベスターZを読んで、キレのある名言に痺れてはいかがでしょうか?
世界を面白くしよう!