頭おかしいエンジニア「白井宏樹」の就職を阻止してしまった話

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なんでこんな奴が生まれたんだろう?というくらいヤバい奴はやはりエンジニアに多いのです。

先日出会った白井くんもその例に漏れず、エンジニアでした。僕の二つ下、今年22歳です。

エンジニアなのに筑波で養蜂のプロジェクトをやっていたという意味不明な経歴の男で、気づいたら対談が実現していました。

 

元々蜂が好きだったんですよ

堀元「なんで養蜂を始めたの?」

白井「僕、元々蜂が好きだったんですよ。蜂を育ててみたかったんです」

堀元「……」

白井「……」

堀元「えっ!それだけ!?

白井「えっ!それだけですよ!やりたいこと全部やろうと思って」

堀元「蜂の知識はあったの?元々何かやってたとか」

白井「いや、全く無かったんですよ。知識も資金も人材もなかった。だから勉強会をしたんです」

堀元「勉強会?」

白井「そうです。養蜂プロジェクトやるから、興味ある人いませんか〜?って言う感じで」

堀元「そしたら、人は集まってきた?」

白井「そこそこ集まりましたよ。で、そこで皆の聞きかじりの知識を寄せ集めました。これで、仲間と知識が手に入りました」

堀元「一石二鳥だね!」

白井「そうなんですよ。で、何回かやってる内にバーベキューとかもセットでやるようになっていって、お金も集め始めたんです」

堀元「そしたら、資金も手に入る、と」

白井「世の中、やってみるものですね。それでトントン拍子に、巣箱を設置しました。今年の春前には、巣箱の設置が完了しました」

 

養蜂の結果

堀元「じゃあ、養蜂プロジェクトは上手く行ったんだ?」

白井「いや、蜂は一匹も入りませんでした。失敗気味ですね」

堀元「マジで!?なんで?」

白井「まあ全員素人ですからね。寄せ集めの知識じゃキツいですね!(笑)」

堀元「……(爽やかに笑っておる)。もう蜂が入る可能性はないの?」

白井「蜂が移動するタイミングっていうのがあるので、4月に入らなかった時点で厳しいですね。一応7月までは様子見します!希望は捨ててません!」

 

ピザ窯計画

白井「俺、ピザ窯も作りたいんですよ」

堀元「(突然だなあ!)ピザ窯、作りたいの?」

白井「そうなんですよ。筑波でピザ窯作ろうと思って、これから勉強会する予定です」

堀元「懲りない奴ww」

白井「7月いっぱいくらいでピザ窯完成させようと思ってるんですよ。ピザ焼きたい。あっ!美味いこれ!ゴーヤチャンプルすげえ美味い!食ってみて下さいよ堀元さん!

堀元「(…食い意地の張った奴だなあ)

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(沖縄料理屋にて)

 

モンゴルで事業したかった

白井「モンゴル人の友達がいて、モンゴルで何か事業やりたかったんですよ」

堀元「うん」

白井「で、仲間と一緒にモンゴルでオフショア開発の事業をやろうと思って、すげえ真面目に事業計画書を作っていくつかの企業に持ち込んだんですよ」

堀元「出資して下さい!ってことで?」

白井「そうです。でもどの企業も同じ返答で『前例がなさすぎるからダメ』でした。それで打ちのめされましたね」

堀元「悲しい話だね。よくある話でもあるけど」

白井「俺たち、すげえ練っていったんですよ。それだけにショックでしたね。現地の法律とかめっちゃ調べたりして、一時期モンゴル語喋れるようになりましたからね」

堀元「すげえwwww」

白井「実現可能性は十分だったんですけど、結局保留になっちゃって、無力感ありますね」

 

モンゴルの事業が実現したら

堀元「モンゴルの事業が実現したら白井はどうするつもりだったの?」

白井「もちろん、モンゴルに住むつもりでしたよ。モンゴルは親日国だからモンゴルの人は結構日本語喋れるし、俺もちょっとモンゴル語喋れるし、俺が現地で開発リーダーをやろうと思ってました」

堀元「じゃあ認められてたら今頃モンゴルにいたかもしれないね」

白井「そうですね。ゲル暮らししていたかも

 

人生の展望

堀元「君はここからどうしていきたいの?」

白井「とにかくやりたいことを形にしていきたいんですよ」

堀元「まあ君はそういうタイプだよね。俺もそうだけど」

白井「そこは似たもの同士ですね」

堀元「うん。結果として阿笠博士にダメ出しされちゃったけど」
(※阿笠博士は白井の紹介で知り合ったので、共通の知人)

白井「あの人ダメ出しなんてするんですね!?それ多分認められた証拠ですよ。俺には適当にしか対応しませんもん」

堀元「そこはキャラクターの問題だと思うけどねw君は適当さがにじみ出てるもんね!」

白井「そうっすか?」

堀元「そうっすね」

 

じゃあ、就職するのやめます

白井「でも、就職しようと思ってるんですよ」
(※白井はずっと大学を休学しているが、普通に進んでいれば大学四年の歳)

堀元「!?何を言ってるの?君こそ一番就職しちゃいけないタイプだろ!」

白井「そうなんですよ。就職したら絶対飽きちゃうんですけど、でも必死でやってたモンゴルの奴が終わってしまったので、とりあえず就職してもいいかな、みたいな」

堀元「俺は本当にもったいないと思うし、やめて欲しい。お前みたいな人材は、世の中にまずいないんだから」

白井「買いかぶりすぎですってw」

堀元「買いかぶりじゃないよ。まず能力がある大学生が世の中には1%しかいないし、その1%はほぼ『意識高い系』に吸収されて、社会貢献だ起業だ言い出すだろ?『能力がある』かつ『面白いからこれやろう』ができる人材は、めちゃくちゃ貴重だよ」

白井「ホントですか?ありがとうございます」

堀元「はっきり言うけど、俺今までの人生で、『この人と仕事したい』って歳下に思ったことはほぼないよ。お前含めて二人しかいない。お前面白すぎ」

白井「じゃあ何か一緒にやります?」

堀元「やろう。就職なんかするんじゃねえ。言っておくけど社交辞令じゃないからな」

白井「良いですよ。じゃあ就職するのやめます。何か気が楽になりました。元々就職したくなかったので」

 

そんな訳で、僕は自分が就職しないばかりか、とうとう人の就職を妨害してしまいました。でも僕は1つも嘘はついていない。彼と一緒に世界を変えたいと思った。

そして明日、彼との最初の打ち合わせがあります。一体何が起こるのか、ハラハラ・ドキドキしています。

 

熱い飲み会、最高ですね。こういう夜を人生に増やしていきたい。

 

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